昨年の第44回講座「人間はどこまで家畜か」で大きな反響を呼んだ、信大医学部卒業の精神科医、熊代亨さんが再び登壇!自らゲームに没入した体験を踏まえてこのテーマに切り込みます。 芥川賞作家・伊藤たかみさんとのトークもお楽しみに!
世論形成がSNSによって大きく左右される現代、選挙動向や人権侵害にも影響が現れています。若年層のゲーム依存、生成AIの普及による様々な権利の侵害やフェイク情報の氾濫など、これまでの社会では考えられなかった問題が急増しています。バーチャルと現実の混同が犯罪に結び付く危険性もあり、子どもへの影響は無視できない段階にまで来ています。
熊代さんは、『人間はどこまで家畜か』等の著者で、「羽鳥慎一モーニングショー」に出演するなど今マスコミでも注目されている信大医学部卒業の精神科医です。ネット社会がもたらす人間への影響について、熊代さんの講義を聴き、参加者の方々と共に考え、語り合います。
今回は、熊代さん同様、ゲームにも関心がある芥川賞作家の伊藤たかみさんが登場します。どうぞお誘い合わせのうえお出かけください。
1975年生まれ。精神科専門医、精神保健指定医。信州大学医学部卒業。ブログ「シロクマの屑籠」にて現代人の社会適応やサブカルチャーについて発信し続けている。著書に『人間はどこまで家畜か』『「推し」で心はみたされる?』『ないものとされた世代の私たち』(近刊)など。
1971年、兵庫県生まれ。小学校から高校卒業までを三重県名張市で過ごす。1995年、早稲田大学政治経済学部在学中に『助手席にて、グルグル・ダンスを踊って』で第32回文藝賞を受賞して作家デビュー。2000年『ミカ!』で小学館児童出版文化賞、2006年『ぎぶそん』で坪田譲治文学賞受賞。同年、『八月の路上に捨てる』で芥川賞。2012年より日本絵本賞の選考委員をつとめている。
■日時:2025年7月6日(日) 14:00~16:30(開場13:30)
■会場:松本市中央公民館Mウイング3階3-1・3-2会議室(定員90名)
■参加費:500円(信州自遊塾会員・大学生以下は無料)
■主催:信州自遊塾
■後援:松本市・安曇野市・塩尻市・信濃毎日新聞社・市民タイムス
画像をクリックしてチラシ(PDF 2ページ 0.8MB)をご覧の上、こぞってご参加下さい。
参加事前申し込みは講座の申込みページまたは電話は090-4911-8209(自遊塾事務局 担当まつもと)にお願いします。